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診療時間 9:30-12:00/15:00-18:00(休診日:金曜日・日祝日)
<受付時間 9:00-11:30/14:30-17:30>
※日・祝 8:30-13:00までの診療
※時間帯予約制でご案内しております
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吐いたり、下痢をしていたり、食べる量が少ないといった症状は消化器に異常がある可能性があります。消化器科では主に胃腸の病気に対応しており、犬や猫によく見られる、急な吐き気、下痢などの病気を治療している診療科です。消化器の病気は主に嘔吐、下痢などの症状が挙げられますが、中には食欲がない、なんとなく元気がない、などといったあいまいな症状の場合もあります。
また病気の種類も多く、重症度も異なるため、思わぬ大きな病気が潜んでいる場合もあります。当院では内視鏡の設備もあるため、異物誤食などの際には開腹手術をすることなく摘出することが可能です。(形状や大きさによって、摘出できないことがございます。)
犬やネコはよく吐き戻すことがありますが、吐き戻す原因は、軽重さまざまです。
吐く原因として空腹や食べ過ぎ、環境の変化などによるストレス、乗り物酔いといった軽い原因もありますが、中には異物の誤食、感染症、臓器不全、腫瘍や奇形など、重大な病気が潜んでいる場合もあるので注意が必要です。
代表的なものは下記のものになります。
上記のうち、Aの症状に関しては特に大きな問題ありませんが、Bの症状が見られる場合は病気にかかっている可能性があります。主に下記の可能性があるため、早めにご相談ください。検査などを行い、早期に対策を考える必要があります。
また、飼い主様に判断が難しい場合も多く存在しますので、ご不明な点はお気軽にご相談ください。
ひどい下痢、長期間継続する下痢、パピーやシニア動物の下痢、体力や抵抗力の弱い動物の下痢は、全身状態が悪化する場合があります。動物が下痢を起こしたら、全身状態、便の様子、食べたものをしっかり観察(出来ればメモ)し、受診しましょう。
以下の症状に該当すれば、急を要するケースの可能性があります。すぐに獣医に相談しましょう。
血尿が出る場合やトイレに行く回数が増えるなどの症状は、腎臓や膀胱の病気にかかっている可能性があります。また、腎臓病に関しては少しずつ元気や食欲が低下していく、といった症状があいまいな場合もあるため注意が必要です。
特に下記の症状がある場合は、出来るだけ早急に獣医師にご相談してください。
重度の貧血が考えられます。「貧血」というと立ちくらみの症状を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、それは誤解です。
貧血とは酸素を運ぶ役割をしている赤血球が少なくなり、体に酸素が行き渡らない状態のことを指します。
重症に至ると命にかかわるため注意が必要です。貧血の原因としては、玉ねぎを誤って口にしたことで中毒症状を起こしている可能性や、免疫にかかわる病気を患っていることなども考えられます。
腎孟腎炎や前立腺炎、膀胱腫瘍や前立腺腫瘍が原因となり、泌尿器のみならず、全身へ強いダメージを与えている可能性があります。
ぐったりしている場合はそれ以外の病気も考えられます。いずれにしてもすぐ病院へ連れて来ていただければと思います。
生理もしくは血尿だと思っていたものが、実は膿が混ざったりしている場合だと、事は一刻を争います。子宮蓄膿症にかかっている場合があるからです。
これは子宮の中に膿がたまる病気で、悪化するとたまった膿で子宮がパンパンになります。病態が進行すると死に至るので、早期治療が必要となります。
避妊をしていない子で血尿が出た場合は、早急にご相談ください。
前立腺という、男の子だけにある生殖器が細菌などに感染して起こる「前立腺炎」になると血尿になります。激しい痛みを伴う病気ため、早めに病院に連れていってあげましょう。
おしっこの量が非常に少ない場合、結石や腫瘍などが尿道をふさいでしまう尿道閉塞を起こしている可能性があります。
完全に尿道が詰まってしまうと体内の毒素を排出できず、数時間で全身状態が悪化する可能性もあり、命に関わります。一刻も早く病院で診てもらう必要があります。
繰り返す嘔吐下痢、といった消化器症状は放っておいても治らず、今までの治療を漫然と継続しても治らないことがあります。
肝臓の酵素が上昇している、可視粘膜(目の白い部分や歯茎、陰部粘膜など)が黄色い(=黄疸がある)、食欲にムラがあり体重も減っている、その治療法は病気によって異なりますが、コントロールが可能な病気の可能性もあります。
あるいは手術の適応である場合もあります。精密検査でわかります。 血尿、腎数値の上昇、尿がでにくい、などの泌尿器症状は単純な膀胱炎の場合もありますが、難治性の場合にはもっと重大な疾患である場合もあります。
どこまでの検査で何がわかるのか、治療法の選択肢はどんなものがあるのか、他院からのセカンドオピニオンを求めたい、外科的治療法のご相談などもお待ちしております。
また、最近では、医学的には正しいとされることだけをやって、飼い主様の意思や希望はおざなりにする、残念な獣医師も散見いたします。飼い主様の治療のご希望が第一であり、それに寄り添ったなかでの方針を提示させていただきます。お困りのことがあれば、ご相談ください。
一般的な手術から高度な手術まで対応しています